iPhoneでも起こりうる「フィッシング詐欺」にご注意ください!スマホ絡みの詐欺が増えてきていますので注意喚起と対策をご紹介します。
札幌駅近くのiPhone修理店、スマップル札幌駅店です。
「フィッシング詐欺」という言葉をご存知でしょうか?
フィッシング=釣りという言葉の通り、餌を捲きそれに食いついた人に詐欺を行うものです。
これだけだとスマホへの関連はあまりわかりませんが、年々スマホきっかけのフィッシング詐欺の被害が増えています。
手口も巧妙化して引っ掛かりやすくなっているので、常に注意が必要です。
本日はスマホがらみのフィッシング詐欺について注意勧告と対処法をご紹介します。
どんなもの?
「宅配業者から不在通知のメールが来て再配達の手続きを求められた」
「キャリアから通信料金が高額だからすぐに確認してくださいとメールが来た」
こんな経験はありませんか?
この様な手口が最近増えてきているフィッシング詐欺です。
宅配業者やキャリアを装い、メールについてくるURLにアクセスさせ、情報を盗もうとしているのです。
先日大手4キャリア各社で一斉に注意喚起も行われました。
URLにアクセスすると巧妙に作られた偽サイトが現れます。
そのサイトではIDやパスワード、住所や連絡先といった個人情報の入力が求められます。
場合によってはクレジットカードの情報が盗まれてしまう事も…(´;ω;`)
何故引っかかるの?その手口とは?
何故引っかかってしまうのか、実際の手口を元に解説します。
まずはスタッフに届いたSMSをご覧ください。
家に荷物がよく届く方、ついついURLを開いてしまいそうになりませんか?
続いてもう一通届いたメールをご覧ください。
こちらは1通目より更に巧妙に引っ掛かりやすい様になっています。
ポイントは4つあります。
①差出人がNTTドコモとなっている
②差出人のアドレスにdocomoと入っている
③アカウントが不正利用されたという内容
④URLにもdocomoと入っている、アクセスすると公式に似たサイトが表示される
一般化するとこうなります。
①信用のおける送信元を装っている
②①に加えて更に信用感を高めている
③不安を煽り、正常な判断力を奪う
④安心感のあるURL、巧妙に作られた偽サイト
従来のフィッシング詐欺では内容はともかく、差出人の名前やアドレスが内容とかみ合っていない、不審なものであったため簡単に見破る事ができました。
しかし、2枚目の画像の様にどちらにも信頼のおける名前が入っていると、それに安心して騙されやすくなってしまいます。
そして送られてくる内容が緊急性の高いものである点にも要注意です。
不安を煽られることで注意力や判断力が低下し、正常な状態なら騙されない人でも見破ることが難しくなってしまいます。
最後のポイントURLは画像で途切れてしまっていますが、docomoと入っているのが確認できると思います。
これだけでdocomoのサイトと判断し、アクセスしてしまいがちです。
アクセスしたサイトも巧妙に作られる偽サイトですので、そこでも気づかずに情報を入力してしまうという訳です。
対処法
最後に対処法のご紹介です。
対処法として最も大事なのは、少しでも不審に思う事が合ったら一旦落ち着くことです。
内容が緊急なものや不安を煽るものが多い為、不審な点があってもそのまま進んでしまいがちですが、そこでとどまる事が大事です。
落ち着いて不審な点を考え直し、安易にURLを踏まない事で防げます。
メールについてきたURLでなく、別で公式のHP等からアクセスし問題がないかを確認しましょう。
自身だけで判断が付かない場合は周りの人に頼るもの良いでしょう。
当事者で無く第三者の目で見る事で、おかしい点がわかりやすくなると思います。
いつもと違うな、何かがおかしい。
少しの違和感しか感じられないほどに巧妙な手口が増えてきています。
引っ掛からない為にも落ち着いて対処するようにしましょう。