水没後のiPhoneの運命は持ち主によって復旧率が左右される?!
ここ最近は雨だったり、雪だったりと天候が悪い日が続いていました。
iPhoneには天敵な天候です。
画面が割れているiPhoneをお使いの方は割れから水分が浸入してきます。
割れていなくても充電口などの隙間から侵入してきます。
iPhoneにとって水は厳禁です!
精密機械なので、水に弱く放置していると錆びてきます。
内部が濡れているのに電源が点いた状態で使用しているとショートして復旧が困難になってしまうこともあります。
水没した端末を大丈夫だろうと思い、使い続けている方がいると思いますが、その行動は致命的になってしまうことが多いです。
現に当店をご利用して下さるお客様で水没した端末を持ってこられる方の半数以上が、
「水没後、使えていたので使っていたら電源が入らなくなった」
と修理に出されています。
中には復旧した物もあれば、復旧しなかった物もあります。
100%復旧できるのであれば良いのですが、私たちの思い通りに言う事を聞いてくれないのがiPhoneの水没です。
ではどうしたら復旧率を上げることができるのでしょうか。
これはお客様の協力が必要になってきます!
水没は時間との勝負と私は思っています。
すぐに修理にだせる状況なのであれば良いのですが、難しい場合はまずは自分で応急処置を行って下さい!
①水没したデバイスはすぐに電源を切ります。
②SIMカードを抜きます。
③タオルなどでデバイスに付いた水分を拭き取ります。(絶対にデバイスを振っては✕)
④イヤホンジャックや充電口の内部もティッシュなどでこよりを作り拭き取る。(ドライヤーで乾かす✕)
⑤乾燥剤と一緒にジップロックに入れる。(使用済みの乾燥剤を使うと効果はありません)
上記①~⑤は最低限行って頂きたい応急処置です。
過去に水没の修理を行った際に実際にあった事案ですが、
水没したのにも関わらず使用し続けて2日後に電源が入らなくなったとのことで内部を見させて頂くと、SIMカードはショートしてしまい黒く焦げており、基盤も腐食が進んでしまい端子もボロボロになっておりました。
水没の修理には120分は頂いておりますが、こちら3日間お預かりしできること全て行いましたが結果、復旧できませんでした。
他にはこのような事案もありました。
1週間前に水没をしてしまい、すぐに電源を切り、自分でできる限りの応急処置を行い、その後一切使わずに水没から1週間後に修理に来店されました。修理復旧時間は120分で修理結果は見事に復旧しました。
この2つの事案を比べてわかるように、水没後の使用は危険度が高いのです!!
今回皆さんにお伝えしたいことは
「水没したら電源を切ってすぐに修理に出しましょう!」
これだけです!!
これが守れる方は復旧率は上がります!!
もし水没してしまったらこの内容を思い出して下さい(^^)