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先日、待望のメールアドレスの持ち運び対応の発表が各大手キャリアからされました。

昨年から徐々に進んでいたキャリア乗り換えの低ハードル化がより一層強まり、docomoからauへといった乗り換えが更にしやすくなりました。

スマホを使う上で欠かせないキャリアとの契約ですが、最初に契約したキャリアをついついそのままにしてしまいがちです。

手続きが面倒等で乗り換えを検討していない方も多いと思いますが、乗り換える事には大きなメリットもあります。

本日はキャリアを乗り換える事のメリットや乗り換えのハードルをご紹介しますので、少しでも参考になれば幸いです。

MNOとMVNO

スマホを使う上で欠かせないのがキャリアとの契約です。

スマホだけだとWifiでの通信はできるものの、モバイル通信や通話を行う事はできません。

そこでキャリア(通信会社)と契約が必要になります。

キャリアは大きく分けると2種類あり、MNOとMVNOに分かれます。

MNOとは自社の回線を持っている会社で、日本ではdocomo、au、Softbank、楽天モバイルがそれにあたります。

MVNOは自社の回線ではなくMNOの回線を借りている会社で、mineo、ocnモバイルONE、iijmioなどが有名どころです。

各キャリア間ではMNOやMVNOに関わらず乗り換えする事ができ、電話番号を変えずに会社を変える事ができるMNP(マイナンバーポータビリティ)といった制度もあります。

また、ここ数年はこの乗り換えが推進されており、その過程で通称2年縛りや解約違約金の撤廃などされています。

タイトルにもある、キャリアメール(docomo.ne.jpやezweb.ne.jp、i.softbank.jp)を乗り換え後の会社でも同じアドレスが使える持ち運びサービスも、乗り換え推進施策の1つです。

乗り換えを推進する事で会社間の競争力強化、ひいては料金の値下げやサービスの強化といったユーザーへの還元が主目的です。

それでは乗り換えのメリットをご紹介します(^^)/

メリット

キャリアを乗り換える事でユーザーには様々なメリットがあります。

一番は適切な料金プランを選ぶ事ができるというものです。

各キャリアではデータ容量の大小や通話なしのデータ専用など、各種プランがあります。

その選択肢から自身にあったプランを選ぶことがスマホを使う上で料金面でも、パフォーマンス面でも重要です。

そしてキャリアを乗り換えるという事はその選択肢がさらに広がるという事でもあります。

一般にMNOよりもMVNOの方が料金が低く、その分速度に関しては落ちます。

スマホでオンラインゲームや動画視聴を頻繁に行わないのであれば、MVNOの方があっているかもしれません。

また、乗り換えにMNPを使うことで、端末代の大幅な割引やポイント付与を受ける事ができます。

スマホの端末代はハイエンドのものでは年々高くなっているので、欲しい端末を安く手に入れたい時は乗り換えを検討すべきかもしれません。

iPhoneSEの第2世代が一括1円で買える状況だったことも話題になりました。

そして第3のメリットとしては、スマホ以外の料金が安くなるかもしれないというものです。

電力の自由化やインターネットの固定回線などで、各キャリア独自のセット割引があります。

1つのキャリアでそろえる事で割引やポイントなど、お得になる可能性があります。

ハードル

様々なメリットがあるキャリアの乗り換えですが、残念ながらハードルはあります。

まず考えなければいけないのが家族で同一キャリアを使っている場合、自身や他の家族に負担があるかもしれない点です。

家族割での割引や無料の家族間通話などを利用している場合には自身だけでなく家族にも影響があります。

続いてのハードルは端末の残債です。

一括で端末を買っていれば問題ないですが、分割にしている場合には乗り換えの際に残債を払わなければいけないかもしれません。

他にも事務手数料など、キャリアによって必要な費用があるかもしれません。

ここまでのハードルはキャリアとの契約の見直しをする事で問題にならないかもしれません。

現在のキャリアを引き続き利用した場合と乗り換えた場合で比較して考えましょう。

しかしそもそも見直しや手続きなどが面倒だという方もいると思います。

それでも数年前に比べハードルは下がってきています。

キャリアメールの持ち運びができるようになったいま、乗り換えを含めて色々と検討する良い機会だと思います。

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