iPhone8以降の機種はワイヤレス充電する事ができます!有線充電との違いやメリット、デメリットを修理店が解説します(^_^)/
札幌駅から徒歩2分のiPhone修理専門店、スマップル札幌駅店です。
iPhoneでは8以降の機種、androidの一部機種ではワイヤレス充電する事ができます。
充電ケーブルをつながなくても充電台に置く事で充電できるので、有線よりも手軽な充電方法として、最近の端末では搭載されることの多くなっている機能です。
しかしワイヤレス充電できる端末でも有線充電しか使っていないという方は多いのではないでしょうか?
そもそもワイヤレス充電できることを知らずに使っている方も意外といます。
本日はワイヤレス充電について、有線充電との違いやメリット・デメリットを解説します(^_^)/
概要
まずワイヤレス充電の概要を整理します。
iPhoneでは8以降の機種で使う事ができます。
より簡単な見分け方として、背面が金属ではなくガラスでできている端末が対象機種です。
対象機種であればワイヤレスの名の通り、専用の充電器に置くだけで充電する事ができます
それでは有線と比べてどのような違いがあるのか、メリットデメリットを考えていきます。
有線と比べて
従来の基本的な充電方法、ケーブルで充電器と本体を繋ぐ方法と比べるとワイヤレスには以下のメリットがあります。
①手軽
最大のメリットがこれでしょう。
有線の場合は充電する度にケーブルを繋いで、終わったら外すという作業が必要です。
その点、充電器に置くだけで大丈夫なワイヤレスは1度慣れてしまうと、戻れなくなるほど楽ちんです。
②充電口を消耗しない
当店には様々な不具合のiPhoneが持ち込まれますが、充電口の摩耗による故障というものも多いです。
やはり普段からケーブルの抜き差しを頻繁に行っていると、充電口の端子などが摩耗し、故障してしまうのです。
故障すると充電の反応がなくなったり、途切れやすくなってしまいます。
ワイヤレスではそもそもケーブルを繋がないので、充電口の摩耗は起きえません。
③充電関連のアクセサリーが長持ち
iPhoneの充電ケーブルは壊れやすいというのはある種有名な話だと思います。
充電したまま使用する事での根元があらゆる角度に動く事で負荷がかかり、断線しやすくなってしまいます。
ワイヤレスでは充電器に置いたあと動かす事が少なく、そもそも充電器自体を動かす事は稀だと思います。
結果として充電に使用するアクセサリーが高寿命化します。
上記のようなメリットがある反面、デメリットがないというわけではありません。
デメリット
①バッテリーに負荷がかかりやすい
一般に有線充電と比べると負荷がかかりやすいと言われています。
端末も熱くなりやすく、バッテリー自体の寿命が短くなってしまう傾向にあります。
有線でも経年劣化は避けられませんが、ワイヤレスの方が早く交換が必要になるでしょう。
②充電速度が遅い
環境によって大きく変わるので一律にそうだという訳ではありませんが、有線よりも遅い事が多いです。
充電速度にはACアダプターやケーブルも大きく関わっているので、アクセサリーによってワイヤレスの方が早い事もあります。
しかし最高速としてはやはり有線の方が高く、充電速度を重視するなら環境を整えたうえで有線の方が良いでしょう。
③MagSafe以外では不安定な事もある
ワイヤレス充電の弱点として、特定の位置でないと充電のパフォーマンスが落ちるというものがあります。
正しくない位置だとパフォーマンスが落ち、充電に時間がかかるうえ、端末も熱を持ちやすくなってしまいます。
それを解消するためにiPhone12からMagSafeという機能が搭載されました。
MagSafeとはiPhone自体に磁石が搭載され、対応アクセサリーを磁力で固定できる機能です。
MagSafeであれば決まった位置に充電器を固定する事ができ、安定したワイヤレス充電が行えます。
しかしその他であれば先述の通り、不安定な充電となってしまうかもしれません。
どちらが良いの?
ここまでワイヤレスと有線を比較してメリット・デメリットをご紹介しました。
結局どちらが良いの?という疑問を持つかもしれませんが、結論としてはそれぞれに良い所があるので、使い方次第となるでしょう。
筆者は12miniを使っており、MagSafe対応という事もあって専らワイヤレス充電です。
とても手軽で、もう有線に戻る気はなくなってしまいました。
ですがバッテリーの劣化は早く感じますし、元々バッテリー交換前提での運用なのでそれほど気にしていません。
しかし、1つの端末を長く大事に安く使いたいのであれば、有線充電も良いと思います。
充電口の摩耗は避けられませんが、日ごろから信頼のおけるケーブルで抜き差しを丁寧に行っていれば長持ちすると思います。
やはり結論としては、自身の目的や使用方法に合わせて選ぶのをお勧めします。