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先日発表されたdocomoの新料金プラン「ahamo」。

月額2,980円(税抜)で20GB、1回あたり5分までの無料通話と大きな話題となっています。

これまでも政府の要請や法整備により料金の値下げは行われてきましたが、今まで以上に通信業界において競争が激しくなる事が予想されています。

特にMVNO、通称格安SIMの会社と楽天モバイルへの影響が大きいとされていますが、どうなるのでしょうか？

本日はそんな格安SIMやキャリアについて解説します(^^)v

格安SIM、キャリアとは？

格安SIMとは簡単に言うとauやSoftbank、docomoの通信回線を借りて通信サービスを提供している会社の事です。

キャリアとは通信サービスを提供している会社の事を言い、広義では固定回線も含まれます。

ですので格安SIMもキャリアの一つなのですが、一般のイメージとしては上記3大キャリアを指す事が多いと思います。

数年前までは携帯を使用するに当たって通信会社との契約と言えば3大キャリアとの契約を指していました。

そこに格安SIMの会社が参入してきたことで携帯市場の流れが大きく変わりました。

最近では他国に比べて料金が高い事から政府の要請や法整備によってより価格競争が激しくなるように動いています。

例えば通称2年縛りもキャリア間での流動が少ない原因として無くなりました。

この様な状況の中docomoの新プランは大きな影響を生むことが予想されています。

格安SIMユーザー

3大キャリアと違い格安SIMには以下の特徴があります。

・回線の速度や安定性が低い

・店舗がない所が多い、あっても少ない

・容量が少なく、その分安いプランが多い

・最新端末の販売が少ない

・オンラインでの契約やサポートが中心

・キャリアメールが使えず、GmaiやYahooメールが必要

上記特徴の為、デジタルの知識がある程度ある方、若年層を中心として広まっています。

自身にあった安いプランを選べる代わりに契約にあたりある程度の労力や、普段の使用方法にも工夫が必要な場合がある為ですね。

また3大キャリアを使用している方で格安SIMに移行しない理由としては逆の事がメインとなっています。

・契約の仕方やプランの選択がわからない、面倒

・回線の速度や安定性を重視

この2点が特に挙げられています。

3大キャリアの内、auとSoftbankの2社はサブブランドを立ち上げて、格安SIMなのに安心できるブランドとして対応しています。

楽天モバイル

第4のキャリアとして楽天モバイルが始動したのが、今年の4月の事です。

ここでいうキャリアとは自社の回線を持つという意味になりますが、3大キャリアに比べて料金が安い事や楽天エリアであれば通信容量無制限、300万名まで1年間通信無料ということで大きな話題となりました。

3大キャリアに比べてエリアがまだ狭い事やエリア内でも繋がりにくいという新興ならではのデメリットもありましたが、約1万円が普通だった通信料金が大幅に安くなることで他キャリアにも影響を与えました。

サブブランドを中心として他キャリアでも値下げや新プランが続々と発表されましたが、大きな競争とまではなりませんでした。

ahamo

2年縛りや事務手数料、プランの変更が面倒であったりそもそもわかりにくいという事で、大きな競争とまではなっていませんでした。

しかし政府の要請や法整備が強まる中でdocomoの新プランには大きな注目が集まっています。

メインブランドで月額2,980円(税抜)、通信料20GBで1回あたり5分までの通話無料というのは現時点では他社を大きく突き放すものとなります。

オンラインのみでの取り扱い、キャリアメール使用不可といった格安SIMの特徴もありますが、それでもメインブランドでの取り扱いというのは大きいでしょう。

特に格安SIMと楽天モバイルは大きな打撃を受けるのではないかと言われています。

また3大キャリアの他2社もサブブランドでの新プランでは近い価格帯のものがありますが、メインブランドでの値下げも必要となるでしょう。

いずれにしても携帯業界に大きな競争を生むことは間違いないと思います。

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