最近耳にする機会の多い「eSIM」ってなんだか知っていますか?大手キャリアで使えるようになり、今後更に身近になりますので札幌の修理店が解説します(^^)/
札幌駅から徒歩2分のiPhone修理専門店、スマップル札幌駅店です。
docomoやauがeSIMに対応した!
iPhoneのeSIMが使える機種で不具合があるらしい…
最近何かとニュースで耳にするようになった「eSIM」ってどんなものか知っていますか?
一昔前まではスマホ業界にある程度詳しい人でないとそもそも関わりのない言葉でしたが、ここ最近の業界の変動により耳にする機会が増えていました。
更に最近ではニュースになる話題も多く、これからはあまりスマホに興味がないという方でも利用する機会が増えることも予想されます。
そこで本日はeSIMについて今後困らない為にもどのようなものなのかを解説します(^^)/
近い将来、eSIMについて知らないと不便な世の中になってしまうかもしれませんので、この機会に覚えておきませんか?
概要
eSIMの話をする前にSIMとはなんなのか、ご存じでしょうか?
皆さんがお使いのスマホは機種を購入するだけではモバイル通信も通話をする事もできません。
通信会社(キャリア)と契約をしないと使える機能は限られてしまい、携帯電話として一般的な使い方はできません。
そしてキャリアとの契約情報はSIMに保存され、その情報を端末が読み込むことで通信ができるようになります。
従来多くの場面で使われていたのはSIMカードと呼ばれる小さなICカードです。
iPhoneでは本体側面右側にあるSIMスロットに載せられ、本体に入っています。(12シリーズは左側面)
そして本日開設するeSIMもSIMの一種で、予め端末内部に搭載されている本体一体型のSIMが「eSIM」なのです。
端末とは別の、契約情報を書き込んだカードを用意する必要があったのが従来、その必要がなく端末に直接情報を書き込むがeSIMです。
そしてeSIMにはSIMカードにないメリットがあるのです。
メリット
最近eSIMが広まってきているのは政府の働きかけの影響です。
というのも従来のカードでは、カードを手に入れるのにキャリアショップに来店したり、オンラインであってもカードが送られてくるまで待つ必要がありました。
それがeSIMだと場所を選ばず、最短で1時間ほどで使えるようになります。
つまり従来のカードよりも手軽にキャリアの乗り換えができます。
これにより、安いキャリアや自身にあったプランへ乗り換えやすくしキャリアの競争を促すことで、通信料金を下げようという政府の動きが関係していたのです。
昨今の情勢から外出を避けたいという需要にもカードよりeSIMの方が向いています。
eSIMの最大のメリットは好きな時に好きな場所で契約ができ、すぐに使えるようになるという所なのです!
またiPhoneを始めとする一部機種ではデュアルSIMといい、1つの端末で2つのSIMを使う事ができます。
iPhoneの場合、XS以降がデュアルSIMに対応しているのですが、SIMカードスロットには1つしかSIMを入れられません。
ではどうするのかというと、SIMカードとeSIMの2つを使う事でデュアルSIMにする事ができるのです。
通話用の回線とデータ通信用の回線といった形で使い分ける事ができ、料金をより安くする事もできます。
最近だと楽天モバイルを通話用の回線として持ち、他にデータ通信用の回線を持つのが流行りです。
楽天モバイルのRakutenLINKを使えば通話料がかからないうえに、楽天モバイルは1GB以下であれば0円で回線を持つことができるためです。
ここまではメリットをご紹介しましたが、デメリットがない訳ではありません。
デメリット
最大のデメリットはユーザーが自身で設定を行う必要があるという所でしょう。
大手キャリアであればカードを入れるまでもやってくれるところもあります。
しかしeSIMの場合は自身で設定を行いますので、ある程度の知識が必要になります。
最も設定方法もどんどんわかりやすくなっているので、それほど難しいものではありませんが、今までよりは労力が必要です。
また、そもそもとして対応するスマートフォンでないと使う事はできません。
iPhoneであればXSシリーズ以降ですので、ホームボタンの機種は基本的に使えません。(SEの第2世代を除く)
そして現状ではeSIMを設定する際にWifi環境と、設定する端末とは別の端末を用意しなければいけません。
今の主流な方法は設定したい端末をWi-Fiに繋ぎ、別の端末(パソコンやスマホ)に表示させたQRコードを読み取るという方法である為です。
デメリットとしてはこのような所です。
デメリットをまとめると、使える人が限られてしまうという事でしょう。
しかしその分、使える環境にあるのであれば、便利にそして場合によってはお安く使う事ができるので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?